IRサイト構築の注意点
IRサイトをリニューアルする際の注意点
IRサイトをリニューアルする際は、(1)ターゲットの選定、(2)コンテンツの決定、(3)運用方法を検討する必要があります。
IRサイトのターゲットについて
1.個人投資家
個人投資家は大きく4つのタイプに分類できます。
富裕層
証券会社の重要な顧客で、主に証券会社の営業員経由で売買を行っています。こちらは企業から直接IRするというよりは、証券マン経由で営業を行うことを検討しましょう。中長期型
新聞や会社四季報、IRサイト、個人投資家説明会などから、魅力的な企業を探し、投資活動を行う個人投資家です。事業モデルからキャピタルゲインや配当、優待などを総合的に検討します。デイトレーダー
短期的な売買を行うため、適時開示情報やチャートに注目しています。配当・株主優待目当て
貴社の配当やサービスに興味を持っており、短期的な株価の影響を受けにくい投資家です。サイトで優待などを紹介することによって、興味を持っていただくことが可能です。2.機関投資家
機関投資家は、顧客(投資家)から多額の資金を集め、運用する法人です。 投資信託や生命保険、ファンドなどが主な機関投資家になります。
機関投資家は主にバイサイドとセルサイドに分けることができます。
3.外国人投資家
主に海外の機関投資家を指します。外国の年金や投資信託、ヘッジファンドなどを運用する投資家で、日本株売買の50%を占めています。
IRサイトでは、英語の情報や決算短信などを英訳するなどの対応が必要かと思われます。
IRサイトのコンテンツについて
IRサイトのコンテンツについては、「IRサイトに求められるもの/コンテンツ一覧」を参照ください。
IRサイト運用について
ターゲット・コンテンツのが決まり、IRサイトを制作したあとには、実際の運用が待っています。
IRサイトをリニューアルする際には、IRサイトの更新・運用を念頭にサイト構築を図って行きましょう。